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京都東山山頂・将軍塚青龍殿で澄んだ秋空を眺めて

by Cosmos

京都東山の眺めの良い場所に、3年前に新名所ができた。それが、将軍塚青龍殿。
青蓮院門跡が山の上に作った護摩堂で、国宝青不動が安置されている。

この新名所に、秋の気候が良い日に訪ねてみた。

青龍殿 福徳門
青龍殿 福徳門

青龍殿の入り口・福徳門。
青龍殿は山の上にあるので、行くのにはちょっとハードルがある。多くの人は自家用車やタクシーで来ているようだ。
路線バスは基本的に土日祝のみ、ターミナル駅などから運行されている。自分は四条河原町からバスに乗った。

青龍殿
青龍殿

これが青龍殿。
この建物は、北野天満宮前にあった、大日本武徳会京都支部武徳殿という武道の道場を移設再建したという。
扉を開けて、中に入ってみよう。

青龍殿内部
青龍殿内部

青龍殿内部。
板張りの広い空間だね。かつて、柔道や剣道の道場だったことがしのばれる。
一番奥には、国宝の青不動明王二童子像の複製が飾ってある。本物はその後ろの奥殿に安置されている。
この青不動の画は写真撮影不可とのことで、オフィシャルサイトのリンクを貼ります。

さて、今度は外に出て景色を見てみよう。

青龍殿 大舞台
青龍殿 大舞台

青龍殿大舞台。
広々とした、いい秋空だね!気持ちもぱっと開放的になるようだ。
ここ東山の山頂から、京都市内が一望できる。

青龍殿には庭園もある。
苔や枯山水庭園など、気持ちを和ませてくれるお庭。

将軍塚
将軍塚

青龍殿庭園の中に、何か盛り上がった場所が。横には「将軍塚」との看板がある。
何のことない盛り上がりに見えるが、京都はここ将軍塚から始まったという、大変由緒のある場所。

京の都は「将軍塚(しょうぐんづか)」から始まりました。
この地は、京都の中心四条通の真上に位置し、桓武天皇が都を定められる折り、和気清麻呂に伴われ登られて、この京都を都とすることをお決めになり、将軍の像に甲冑を着せ埋めて、都の安泰を祈ったと伝えられています。約20m四方の将軍塚が現存しています。
将軍塚青龍殿オフィシャルサイト

もっとも、現代の京都の人にとって将軍塚は、夜景がきれいなデートコースとして有名。青龍殿ができる前から、展望台と広い駐車場があるから。
そして将軍塚の駐車場は、かつては暴走族の溜まり場としても有名だった…。

青龍殿から京都市内を一望
青龍殿から京都市内を一望

展望台から青龍殿と大舞台、そして京都市内を一望する。
いい場所に、堂々と建っているね。

すっかり秋の花も咲いて、金木犀や萩の花が清々しい景色に彩りを添える。

青龍殿大舞台から京都市内を望む
青龍殿大舞台から京都市内を望む

最後にもう一度、大舞台から京都市内を一望する。
少し雲が多くなってきた。秋の空と何やらは変わりやすいのね。

真ん中に見える緑地が京都御苑。普段見ている建物たちを上から眺めると、あの建物がここにある!と嬉しくなってしまう。それは自分だけじゃなくて、他の参拝者もそんな感じ。
高いところって、ちょっとした喜びがある場所なんだね。

青龍殿は新しい名所だけど、展望台としての見どころもあって、とても良かった。
夏とはすっかり変わった秋の空を目に焼き付け、秋の空気を胸いっぱいに取り込み身体を秋に馴染ませて、帰りのバスに乗り込み下界に降りた。

PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4 & PENTAX 50-200mm F4-5.6 


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