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祇園祭宵山で京の盛夏がやって来る

by Cosmos

京都の夏。祇園祭の季節が今年もやってきた。
ちょうど梅雨が開ける季節に行われるので、京都の人にとっては祇園祭を見ないと本格的な夏が始まらない感じ。
そんな祇園祭前祭、宵山に出かけてきた。

月鉾

宵山なので、夕方から出かける。
祭りに着くとさっきまで降っていた夕立ちが上がり、暑い京都が少し涼しくなった。
月鉾の背後の夕焼けが美しい。

函谷鉾

祇園祭のお囃子が聞こえてくる。
うん、このコンチキチンを聞くと、すっかり祇園祭の雰囲気に入り込む。
目と耳、そして肌で感じるお祭り。肌で感じるのは、京都特有の蒸し暑さだけど。

お祭りらしい夜店がいたるところで見られる。
京都の、日本の夏だね。

白楽天山

山や鉾はそれぞれに趣向が凝らされている。迫力があったり、小さくて可愛かったり。その趣向は、それぞれの山鉾町の自慢である。
提灯にもこだわりがある。どれも、京の夜の街に映えて美しい。

粽 函谷鉾

各山鉾では粽(ちまき)が売られているので、買い求める。
粽は厄除けで、京都ではお正月のしめ縄のように家の玄関に飾っておく。一年間飾り、また来年の祇園祭にお返しして、新しいものを求める。そんなふうに、京の一年が回ってゆく。
ちなみに、粽の中身は入っていません。食いしん坊さんは残念。

菊水鉾

狭い路地にも山鉾が鎮座している。
それを見ると、祇園祭は日本を代表するお祭りだけど、八坂神社の氏子である山鉾町の地元のお祭だと改めて気づかされる。
町の方々の努力で、毎年素晴らしいお祭りを見ることができるんだね。

お面屋さんに金魚すくい。
夏があってよかった、祭りがあってよかったとしみじみ思ったりする瞬間。

四条傘鉾 棒振り踊り

山鉾が止まっている宵山ではあまり動きがないのだけれど、四条傘鉾では囃子と子どもたちの棒振り踊りが披露されていた。
ほのぼのとして、京都のお祭りらしい。

函谷鉾と月鉾 四条通

光が美しい宵山の夜が更けてゆく。
次の日は、山鉾が街を巡る祇園祭のクライマックス山鉾巡行。
京都では、前祭山鉾巡行の日くらいに梅雨が開けることが多い。いよいよ京都に盛夏がやって来る。

またひとつ、季節が進んでゆく。
そして、僕たちも季節とともに進んでゆく。次の季節には、どんなことが待ち受けているんだろうか。
そんなことをふと思いながら、まだ賑やかな祭りを後にした。

PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4 & PENTAX 50-200mm F4-5.6

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