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京都奥嵯峨・祇王寺の苔が春の緑になって

by Cosmos

季節ごとに表情を変える京都奥嵯峨・祇王寺。大好きな場所なので、春夏秋冬に訪ねている。
少し暖かくなってきたので、またお散歩してみた。
早春の顔はどんなのだろうか。

まずは、祇王寺の前あるお地蔵さんにご挨拶。ここからすでに苔がむしはじめているね。

祇王寺 草庵

祇王寺草庵。苔は、冬の茶色がかった色から鮮やかな緑に変化しつつある。
まだそれほど濃くなっていない黄緑色が早春らしくて、これもまた良い。青空も春色に染まってきている。

落ちた椿の花が木漏れ日に照らされている。
このあたりの苔はかなり濃い緑になっていて、鮮やかな椿色がさらに引き立ってとても味わいがある。

苔だけじゃなく、少し上を見てみれば、木々の若葉で緑が覆いつつある。
うつむいてばかりじゃなく視線を上げてみれば別の景色に気づくよ、と葉っぱたちが教えてくれているようだ。

冬は冷たそうに見えた筧から流れる水が、今日は気持ち良いあたたかさに感じる。

祇王寺 吉野窓

透けて見える色が季節ごとに変わり、趣がある吉野窓。シンプルな仕掛けだけど、素晴らしい。
ここも、明るく元気な色になってきているようだ。周りが暗いから、この鮮やかさがより引き立っている。

これからどんどんと苔は元気になって、鮮やかな緑に変わってゆくのだろう。
梅雨の時期になると下の過去記事のような深い緑色になって、それはとても美しい。

季節はめぐり、また一年が過ぎてゆく。
祇王寺のお庭を見ていると、時の流れと季節の回転をしみじみと感じることができる。
やっぱりここは好きなお庭だ。

PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4, SIGMA 70-300mm F4-5.6 & PENTAX DA21mm Limited F3.2

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