LOG IN

妙法院 京の冬の旅特別公開に梅が咲く

by Cosmos

京都の冬に非公開寺院などが特別公開される「京の冬の旅 非公開文化財特別公開」。
普段見ることができないものが拝見できるので、好んで出かけている。
(以前に訪ねた2回の記事リンクをこの記事の最後に載せているので、また読んで下さい。)

今回は、東山にある妙法院にお出かけしてみた。
妙法院は三十三間堂のすぐ近くにある。

妙法院

妙法院は通常非公開なこともあってあまり知られていないが、とても格式のあるお寺。
ここは門跡寺院という皇族の子弟が住職を務めたお寺で、さらにその門跡の中でも天台三門跡といわれる名門とのこと。
さらにここは、近くにある千手観音で世界的に知られる三十三間堂を管理するお寺でもある。

妙法院 庫裏

妙法院の庫裏(くり)。庫裏とは台所である。
内部は通常非公開なのだが、京の冬の旅非公開文化財特別公開につき、中に入らせていただく。

中はすごい。高さ18メートルに渡って細い木を縦横に組んだ小屋組みが見られ、そのスケールと精緻さに圧倒される。
その凄さから、この庫裏はなんと国宝に指定されている。
内部は撮影禁止なのが大変残念。こちらのページに写真と解説があったので、見てください。実物は写真より遥かに壮大。
これは一見の価値がある。いや、そもそも国宝なので自分がそんなことを言うのは失礼なくらい。

妙法院には庫裏以外にも見どころはたくさんあったのだが、庭園を含めて拝観コース内はすべて撮影禁止。
庭園は伏見城遺構とされる池泉式庭園で、広くはないがひょうたん型の池など面白みがある庭園だった。
内部拝観コースの外からは、上の写真のように宸殿や普賢堂を撮ることができる。

宸殿の横には、もう梅の花が咲いていた。
この日は暖かく天気もよく、一足早く春が訪れたようだった。

智積院

妙法院はほとんど撮影禁止でブログの内容がちょっとさみしいので、妙法院と同時に行った隣りにある智積院(ちしゃくいん)も少し載せちゃう。

妙法院と智積院は左上の写真にある道、通称「女坂」を隔てて隣にある。
女坂というのは、この写真から少し坂を登ったところに京都女子学園があり、たくさんの女学生(京都らしく古風な表現)がこの坂を昇り降りすることからつけられた名前。

智積院では、早咲きの梅がもうきれいに咲いていると聞いてきたが…。

おお、確かにもう満開に近いね。
バックに見えるのは智積院金堂。お坊さんも暖かそうに歩いていた。

白梅もきれいに咲いているね。

いっぱい花をつけた紅梅が、傾きかけた日の光に照らされている。
とても1月下旬とは思えないこの陽気。

このあと、智積院庭園へ入ろうと思ったのだけど、今は工事中で池の水を抜いているとのこと。
拝観受付のおばちゃんには、そんな姿は今しか見られないと上手いこと言われたが、さすがに池の水がないのは殺風景なので拝観はせず。
工事が終わった後、また機会があったら行ってみよう。

日差しはもう春。そう、もう春なんだ。
実際はまだ大寒で、これからも寒い日が続くけれど。
春というだけで、なんだか心がウキウキしてしまう自分がいる。そんな素直な嬉しい気持を大切にしてゆきたい。
そんなことを思う、冬の中休みの一日だった。

PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4 & PENTAX 50-200mm F4-5.6

平成29年(2017)京の冬の旅非公開文化財特別公開
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

Cosmos
OTHER SNAPS