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京都迎賓館でVIP気分にひたる

by Cosmos

迎賓館、VIP。憧れるけれど、庶民には縁のない世界。
国が作った本物の迎賓館が、東京赤坂と京都にある。この迎賓館は一般公開もしているので、庶民ながら京都迎賓館を訪ねてVIP気分を味わってきたよ!

2016年7月から一般公開が始まり、なんと当日申し込みもできる。
自分も当日申し込みで参観してきた。受付開始の1時間前に行くと列のかなり前の方に並べて、ほぼ好きな参観時間がとれた(ただし、オフシーズンの雨の平日)。

正面玄関

ヨーロッパ宮殿風の赤坂迎賓館と違って京都らしく和風で、とってもシンプル。平屋だしね。
最初はちょっと拍子抜けしたんだけと、シンプルなのもいいかもしれないね。

我々庶民もVIP同様、この正面玄関から入れてくれた。
玄関の左右にある白い並びは実はシューズロッカーで、デザイン上のものではない(笑。
庶民である参観者は、ここでスリッパに履き替えて入場する。VIPはもちろん土足。


聚楽(じゅらく)の間

玄関の横にある部屋。
ゲストや随員の待合などに使用しているとのこと。
京都迎賓館は、なんと室内も撮影自由! さすが、太っ腹どすなあ。

待合室なので質素。窓もない。
でも、椅子の張地などそこここに豪華さが見え隠れする。


夕映(ゆうばえ)の間

会議や歓迎セレモニーの会場として使われるとのこと。

比叡月映

部屋の東面には比叡山の絵の織物。東だから月が昇ってきているね。

愛宕夕照

こちら西面には、愛宕山の絵織物。京都市の周りに位置する山を方角どおりに掲げている。

夕映えの間から見る池。
池を囲んで建物が建っているのがわかる。どの部屋からも池が見える仕組み。
正面に見えるのが廊橋(池の渡り廊下)。ここも見学コースで、渡ることができる。あとで渡ったよ。


藤の間

京都迎賓館で一番大きな部屋。晩餐会などが催される。

晩餐会で使われる机と椅子のセットも置いてある。高級ホテルの宴会場みたいだ。
というか、高級ホテルが迎賓館を真似ているという方が正しいのだろう。

この部屋からも別角度から池が見える。

桐の間

畳敷きで和風の晩餐室。ここは高級料亭っぽい。

机の下は掘れ込んでいて、椅子のように座るふうになっている。畳に座ることに慣れない外国人でも安心。

座椅子の漆塗りがとてもきれい。日本政府の紋章である「五七の桐」が蒔絵で描かれていて、豪華さに格が加わっているなあ。

この部屋からのお庭の眺めは、また趣が違っていて良い感じ。


庭園

池にはでっかくてきれいな鯉がいっぱいいる、高いだろうなあ。
これこそまさに鯉の王様、コイキングだ。

廊橋天井の透かし彫り。
天井の梁の木に彫ってある。細い配慮がなにげに可愛い。

和舟。
VIPはこれに乗って池をめぐり舟遊びをする。なんとも風流、さすがVIP。

いちおうここで参観ツアーが終わり。
そここそに見られる伝統技能の粋に圧倒されっぱなしだった。
ギラギラした豪華さではなくて、質素な中に光る職人の技という感じだろうか。
海外からのVIPがこの良さをどれだけ分かるのか知らないけど、和風なだけでも新鮮で評判は良いんじゃなかろうか。

さて、約1時間のツアーが終わり、京都迎賓館の外に出る。
雨に濡れた初秋の京都御苑の空気は水をたくさん含んでいる。
静かな杜の中でそんな空気を吸い込むととても気持ちが良く、VIPのようなゆったりとした足取りで帰路についた。

PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mmF2.8-4

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