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日本最高の庭園、京都・桂離宮

by Cosmos

京都・桂離宮。
ここは日本最高の庭園と言われている。
自分が言っているのではなくて、宮内庁のホームページに書いてあるよ。

17世紀の初めから中頃までに、八条宮初代智仁親王と二代智忠親王によって造られたもので、日本庭園として最高の名園といわれています。
宮内庁HP

ナンバーワンと言われたら、それは見にゆきたい!
でも、見にゆきたくても今まで桂離宮を参拝するにはハードルが高かった。ここは宮内庁が管理しているので、宮内庁に事前に日にちを指定して参観申し込みを行い、抽選で当たった人だけが参観できる。

当日参観申し込み場所
当日参観申し込み場所

それが、今年8月から当日申し込みで参観できるようになった!
宮内庁参観申し込み要項 http://sankan.kunaicho.go.jp/about/rikyu.html

午前11時から当日申し込みの受付をするので、列に並ぶ。人数制限があるからね。
でもここだけの話、今のところ時間によっては定員に満たないくらいで、あぶれて当日参観できないことは少ないようだ。望みの時間には参観できないかもしれないけど。

ということで、念願の桂離宮を見てきた。やはり、素晴らしい。

松琴亭と洲浜、天の橋立
松琴亭と洲浜、天の橋立

ガイドの方に引き連れられて桂離宮の中に入る。とたんにもう別世界である。
ここは回遊式庭園なので、池を中心にぐるりと一回り参観する。
まずは左上、かやぶき屋根の松琴亭へ。

松琴亭茶室 市松模様のふすま
松琴亭茶室 市松模様のふすま

松琴亭茶室。
ふすまの青と白の市松模様がモダンな感じで、また良い。

天の橋立の奥に書院
天の橋立の奥に書院

池を中心に庭園を望む。
真ん中左にある石橋とその前後は、天の橋立に見立てたものとのこと。
2つ前の写真にもこの天の橋立が写っているが、同じものでも見る角度によって景色がかなり違ってくる。

園林堂
園林堂

回遊式庭園を周っていると、次々に違う景色に出会う。

桂離宮を紹介する写真をネットやガイドブックで見ていると様々で、この一枚が桂離宮!という写真がないことに気づく。それもそのはず、絵になるいろんな景色があって一枚では載せきれないんだね。

庭園を巡ってわずか数十歩移動するだけで次々と違う光景が見られ、そのどれもが素晴らしい。少し歩くたびに驚きがある。
これが桂離宮が日本最高と言われるゆえんらしく、たしかにそう感じる。
これは確かに行った人でないとわからないなあ。

園林堂
園林堂

緑がとってもまぶしい。
桂離宮の周りは今は住宅地なんだけど、そんな俗世間がまったく見えないように一面に木が植えてある。
ここだけ別世界である。

ただ、ここだけの話、近くを走る阪急電車のゴーという音は聞こえた。風情がかき消されるが、現代の世の中、しょうがないのだろう。

書院
書院

書院。ここがメインの建物。残念ながら、内部は非公開。

そもそも桂離宮って何? ガイドさんが簡単明確な答えを言われていた。
「別荘です。」
そう、宮家(皇族)の別荘として建てられたんだね。
桂離宮でもらったパンフレットによると、1615年から数年かけて初期の山荘が造営されたとある。その後も、代々の宮家が整備拡張をされ現在の形になったという。
今でも宮内庁が管理している皇室用財産とのこと。

月波楼
月波楼

月波楼。その名の通り、ここから月を眺めたらさぞかし風流だろう。平安貴族そのものである。

さて、庭園を一周回ったのでこれでガイドツアーは終わり。素晴らしい別世界から俗世間へ戻るよ。
その前に、ちょっとオマケを…。

中村軒 すだち氷
中村軒 すだち氷

参拝が終わったあとは、ちょっと休憩。
休憩するのは桂離宮近くの和菓子の老舗、中村軒。http://www.nakamuraken.co.jp/

夏の名物、すだちかき氷をいただく。
酸っぱくておいしんだなあ、これが。
夏の暑い時期にはすっきりする。横にある蜜をかけると甘くなってまた美味しい。

日本の庭園は四季を堪能できる。
今年は、最高の庭園で夏の名残りを惜しむことができたようだ。

PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mmF2.8-4



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