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京都・北野天満宮 終い天神に年の瀬を感じる

by Cosmos

縁日、なんとノスタルジックな響きだろうか。
子供の頃、とても楽しみだった。夏祭りの時だけじゃなくて毎月のようにあればいいのにな、なんて思ったりもした。

そんな郷愁漂う縁日が本当に毎月あるのが、ここ京都・北野天満宮。毎月25日に縁日が開かれる。
特に毎年最後の縁日、つまり12月25日は終い天神(しまいてんじん)と呼ばれ、ひときわ賑やか。
そんな年末の縁日にお出かけしてみた。

北野天満宮 楼門

北野天満宮・楼門前。
たくさんの屋台と人でごった返している。まさに縁日の雰囲気。
たこ焼きなど食べ物の屋台が多いが、植木や古着などの屋台もたくさん並んでいる。
これと言って買いたいものはないんだけど、見ているだけでも楽しい。この楽しさは、やっぱり縁日。

三光門

楼門をくぐってさらに進むと、有名な三光門が見えてくる。
ここをくぐると本殿だ。

北野天満宮はもちろん梅の名所だけど、さすがにこの季節は梅は無い?
まだ紅葉が少し残っていたり、冬に実をつける南天の朱がきれい。

北野天満宮社殿。国宝。
まだ年末で初詣には早いけど、人でいっぱい。

左には「紅和魂梅」という梅の木。まだ花は咲いてないけどね。
これは飛梅伝説で有名な福岡・太宰府天満宮の梅と同じ種類だとか。というより、そもそも飛梅は京都から飛んでいったものだね。

絵馬がいっぱい。
ここは学問の神様で、年明けから受験シーズンなので、合格祈願の絵馬ではち切れんばかり。

あれっ、梅の花がもう咲いている。
この木は雲龍梅というらしい。とびきり早咲きだね。
紅葉が残っているかと思えば梅も咲いていて、もう季節がわからなくなってきているけれど、寂しい冬に咲く花は気持ちを明るくさせてくれる。

さてと、梅も見れて心は春に近づいたところで、お家に帰ろう。
ちょっとお買い物もしたし。

買ってきたのはこれ、大福梅(おおふくうめ)。
中身は梅干し。でも、そんじょそこらの梅干しじゃない。
北野天満宮の梅苑で採れた梅を、巫女さんたちの手で天日干しにしてできた、自家製の縁起物。
手間がかかっていて、なかなかありがたい。

この梅干しを元旦にお茶の中に入れて飲むのが、平安時代からの京都の習わし。
こうやって京のお正月の準備が整ってゆき、季節がまた一歩前に進むんだね。

PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4 & SIGMA 70-300mm F4-5.6

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