LOG IN

京都嵯峨野の隠れ紅葉名所・厭離庵の真赤な散りもみじで秋が終わる

by Cosmos

京都嵯峨野は素晴らしい紅葉の名所がいっぱい。
そんな世界的に有名な場所にも、まだあまり知られていない隠れ名所がある。

その名は、厭離庵(えんりあん)。厭離菴とも書く。
普段は非公開の寺院。紅葉のときだけ特別に公開される。

どれだけ隠れているかというと、上の写真のような住宅の間の狭い小路を奥に入らないとその姿を見せてくれないくらい。
秋の公開の時期には看板が一枚だけ立っている。これが唯一の道しるべ。
Googleマップでさえこの道は案内されず、スマホ地図頼りの人は寺の裏側に誘導されて入れないという、すさまじい隠れぶりだ。

では、この小路を奥に進もう。ワクワクするね。

竹林に囲まれた小路を進むと、厭離庵山門にたどり着いた。
早速、美しい紅葉が垣間見れる。
さらに奥に入って、庭園を拝見しよう。

厭離庵の庭園入口。
大きくはないけれど、とても渋く趣のあるお庭だ。

一面の散り紅葉。
庭が真っ赤に染まっている。血の色という人もいるくらいインパクトがあるね。

小さいお庭を一周まわりながら、美しい紅葉を眺めて写真を撮る。
なんだか、隠れた別世界に迷い込んだようだ。

厭離庵 時雨亭
厭離庵 時雨亭

厭離庵の茶席、時雨亭。
真赤な散り紅葉の間から、まだ緑が美しい苔が顔を出している。

実は、この人が誰も写り込まない写真を撮るのは至難の業。
ここは隠れ名所なのでそれほど人が多いわけではないけれど、それでも狭い場所なのでどうしても写り込んでしまう。いつも誰かが広縁でゆっくりと寛いでいるからね。
なので、朝一番に行くとこれが撮れるのだけど、眠たいよ。

ユニークで可愛い厭離庵のマスコット、あるいは主とも呼ばれている?狸の置物。
厭離庵を訪ねた人は必ずこれを撮る。紅葉を頭に乗せているのもお約束。僕が乗せたんじゃないよ。

しばらくすると、日が差してきた。
血のような落ち紅葉をところどころ照らす木漏れ日が、気持ちをほっとさせる。

さて、この鮮やかな散り紅葉で、そろそろこの秋を終わりにしようかな。
長いようで短かった、素敵な秋を。

今秋はたくさんの京都の紅葉の名所を巡った。たくさんブログにも載せた。どれも美しかった。
紅葉シーズンの終わりとともに、今回でこのブログの紅葉シリーズは終わり。
見てくださった皆様ありがとう。

これから京都は寒く枯れた冬に入る。冬は寂しいのだけれど、それゆえに他の季節が引き立つ。
京都には、そして日本には四季があり、冬もそれなりの良さがある。
そんな春夏秋冬の良さを感じながら、これからの日々を大切に過ごしてゆきたいね。

PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4


Cosmos
OTHER SNAPS