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京都嵯峨・大河内山荘の紅葉景色

by Cosmos

京都嵯峨、竹林の奥にある小倉山を利用して作られた大河内山荘。
嵐山嵯峨野の有名観光地の一つなんだけど、他の寺院ほど歴史が無いためか、あるいは拝観料が少し高いためか、それほど混んでない印象。
でも、かなり工夫を凝らした楽しい庭園で、個人的にとても好きなので、時々訪ねている。
この秋、紅葉の季節の少し前に訪れたら、結構紅葉していたよ。

大河内山荘は、文字通り大河内さんの山のお家なので、坂を上って入ってゆく。
入り口近くの木漏れ日がいい雰囲気で、期待が高まる。

大河内山荘 大乗閣
大河内山荘 大乗閣

大河内山荘・大乗閣。
この山荘を作った大河内伝次郎のお住まい。立派なお家だ。
少し紅葉がみられるね。

茶室滴水庵 前庭
茶室滴水庵 前庭

大河内山荘は回遊式庭園になっていて、細い道を進むと次々と建物や景色が現れる。
茶室の前庭は、まだ苔が元気。

茶室滴水庵 前庭
茶室滴水庵 前庭

まだまだ青もみじと苔という夏の緑のコラボだけど、それでも少し紅葉が始まってきていた。

さらにお庭を巡ると、こんなに紅葉した景色も見られた。

大河内山荘の敷地に細くて木々に囲まれた道が続き、先が見えない。
その道をたどって曲がったり坂を上ったりすると、急に視界が開けてすばらしい景色が目の前に広がる。これがここの醍醐味。
大河内伝次郎は、そうなるように考えて設計したとのこと。

さて、この大河内山荘を作った大河内伝次郎って誰?
この方です。時代劇の俳優さん。

大河内伝次郎
大正・昭和の映画俳優、時代劇の大スター。
当たり役となった『丹下左膳』の「姓は丹下、名は左膳」という決めセリフを独特の発音で言った「シェーはタンゲ、ナはシャゼン」が一世を風靡、後代まで多くの芸人が物まねのレパートリーにする名文句になったことで有名。
昭和史に残る男優

下世話な話だけど、これだけ立派な山荘を作るなんて、その情熱もさることながら、儲かったんだろうなあと思ったり。

大河内山荘 月下亭
大河内山荘 月下亭

一番眺めの良い場所、月下亭。京都市街が一望できる。
かなり紅葉してきていて天気もいいので、眺めているととても気持ちがいい。

大河内山荘では、拝観料(1,000円)の中にお抹茶と茶菓子が含まれている。
お庭を一通り巡った後に休憩して抹茶をいただく。少し疲れた体を癒してくれる、そのおいしさはひとしお。
窓の外は竹やぶで、これまた落ち着いたいい雰囲気。

大河内山荘を出ると、前には嵯峨野の代表的な光景である竹林がある。ここは人でいっぱい。
先ほどの紅葉を思い返しながら、ひとりでゆっくりと帰り道を歩いてゆく。

PENTAX K-3II with SIGMA 17-70mm F2.8-4 & PENTAX 50-200mm F4-5.6


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